ネットナンパの基本の第13弾です。
過去の記事はこちら。
ネットナンパに限ったことではありませんが、ネットナンパでは勝ち組と負け組が残酷なほどはっきりと分かれます。
俺の感覚だと、勝ち組は全体のわずか2割未満、それに対して負け組は8割以上です。
今日は出会い系アプリ(サイト)における負け組の心理について考察していきます。
頭の中がお花畑状態になっている女
出会い系アプリ(サイト)で女性のプロフィールを見ていると、理想と現実の区別がついていない、頭の中がお花畑状態になっている人をよく見かけます。
売れ残ったアラフォーなのにやたら男性に求める理想が高いとか、ルックスは並以下なのに理想のタイプはジャニーズ系とか…そんな人たちがゴロゴロいます。
これは何年か前に聞いたエピソードなのですが、「年収5000万円以上の男性と結婚するにはどうしたら良いですか?」という(自称)美女の質問に対する富豪の投資家の回答があまりにも素晴らしかったので紹介します。
自称美女の質問
私は25歳で、かなり美人です。品もよく、センスも良いです。
私は年収50万ドル(5,000万円くらい)以上の男性と結婚したいと思ってます。欲張りだと言われるかもしれませんが、ニューヨークでは年収100万ドル(1億円くらい)でも中流と言われるので私の要求は高くないと思います。
私が質問したいのは、金持ちと結婚するためにはどうしたらいいのか、と言うことです。
私が今までお付き合いした人の中で一番のお金持ちは、年収25万ドル(2,500万円くらい)の人だったのですが、今のところ年収25万ドルが限界なのかな、という気がしています。でも、私が憧れる場所に住むには、年収25万ドルじゃ足りないんです。
大変恐縮ですが、次の質問に答えてもらえませんか?
1.お金持ちの独身男性はどこに集まっているのですか?(できれば具体的なバーやレストランの名前、ジムの住所のリストがほしいです。)
2.何歳くらいのお金持ちを狙ったらいいでしょう?
3.なぜ、お金持ちの奥さん達のほとんどが、特にかわいくもない平均的な容姿なのですか?美人でたいしておもしろくもないのに、お金持ちと結婚した女性を何人か知っています。
4.スバリ、お金持ちから見て「結婚する」か「付き合うだけで終わる」かの決め手は一体何ですか?(私の目的は結婚することなのです。)
富豪の投資家の回答
親愛なる「美女」さんへ
ご質問大変興味深く読ませていただきました。実際、あなたのように考える女性は少なくないと思います。私は年収50万ドル以上ありますので、この質問に答える資格がありますね。プロの投資家としてお答えさせていただきます。
要約すると、あなたは「美しさ」と「お金」を交換しようとしています。すると、そこにはひとつ重大な問題が発生します。 私の「収入」は年々増えていきますが、あなたの言う「美しさ」は年々目減りしていくということです。
私は年々増えていく「魅力的な資産」を持っていますが、あなたが持っているのは「値下がりする資産」です。それも急激に下がっていくことは間違いないでしょう。もし「美」があなたの唯一の資産ならば、あなたの10年後の価値は、かなり心配すべきものでしょうね。
ウォール街では、どんな取引にも「短期保有」と言うものがあります。売買するものの価値が落ちるとわかれば、私たちはすぐにそれを売ってしまいます。「長期保有」することはないのです。しかし、結婚とは「あなたを長期的に保有すること」なのです。
残酷な言い方になりますが、あなたを資産として考えた時、「短期保有」のほうが賢い選択なのです。もっと言えば、レンタルで十分です。長期保有する価値がありません。年収50万ドル(5,000万円)を稼ぐ人はバカではないので、あなたと短期的にデートすることはあっても、結婚(長期保有)することはないでしょう。
アドバイスするとしたら、お金持ちと結婚する方法を探すよりも、あなたが年収50万ドル稼ぐ人になるのです。これが私のアドバイスです。お金持ちのバカを探すよりも、ずっとチャンスがあると思いますよ。
この答えが少しでもあなたの役に立てば幸いです。
そうそう、もしあなたが「レンタル」に興味があるなら、私にご連絡ください。
気持ちいいくらいのド正論です。
俺はこの投資家さんの考え方が大好きで、勘違いした美女を見かけると、この話をして黙らせてやります笑
女性の美貌は加齢とともに失われていきますし、セックスにも新鮮味がなくなります。
多くの女性たちは、そんな現実には目もくれず、お金持ちで、浮気や不倫をしない一途な男性を求めます。
女性が理想の男性を手に入れるための第一歩は、この不都合な現実を受け入れることから始まるのだと思います。
美貌やセックスだけに頼らず、何年経とうが劣化することのないモノを対価として提供する心構えが必要です。
何年経とうが劣化することのないモノというのは男性によっても変わると思いますが、俺にとっては、“男性の仕事、成長を応援できる”女性です。
男性の時間やお金を男性の自己成長、自己投資に使わせてあげられるような女性は最高だと思います。
たいていの女性は、男性の時間やお金を奪い束縛しようとします。
たしかにこれでは賢くてお金持ちの男性をゲットすることは難しいですよね。
でも、自分にとって不都合な現実から目を背けているのは女性だけではありません。
0.0000…1%の可能性に賭ける男
俺はナンネットというアダルト系SNSサイトを知ったことをきっかけにネットナンパを始めました。
でも、今ではほとんどナンネットは使っていません。
たまーに興味のある女性をアダルト掲示板で見かけたらメールをするくらいです。
メールをするのは年間5〜10件ほどで、女性から連絡がくるのは1件あるかないかです。
可能性でいうと5〜10%ということになりますね。
女性から連絡があってもアポに繋がるとは限りません。
そもそも顔出ししている女性の絶対数が少ないですし、女性会員の平均ルックスレベルも他の出会い系アプリ(サイト)に比べて低いです。
こうなってくると、いよいよナンネットを利用する理由がなくなってきます。
それでも、いまだにナンネットのアダルト掲示板に張り付いて、女性が投稿するたびにレスをしている男性がたくさんいます。
興味本位でレスをしている男性たちのプロフィールを覗いてみると、99.99999…%返信は来なそうなビジュアルとプロフィールです。
この人たちはどのくらいの確率があると思ってアダルト掲示板の投稿にレスをしているんだろう?と真剣に聞いてみたくなります。
きっと「こんな俺でもいつか出会ってくれる女性がいるはず…。」と、“根拠のない淡い期待”を抱いているんだと思います。
出会い系アプリ(サイト)は8割の負け組によって成り立っている
男性が圧倒的に不利なネットナンパという市場において、“根拠のない淡い期待”ほど生産性のないものはありません。
自分のプロフィールを女性にとって魅力的なものにして、女性から返信が来る可能性を1%でも上げる努力をする方がよほど生産的です。
この不都合な現実から目を背けている男性が思いのほか多いみたいです。
結果、こういう男性たちが出会い系アプリ(サイト)の食い物にされています。
俺の感覚では8割以上の男性たちが思うような結果を残せずに、無駄なお金を出会い系アプリ(サイト)に支払い続けていると思います。
俺は自分のことを勝ち組だなんて偉そうに言うつもりはないですが、今だに月平均で5名以上は新規アポを獲得しています。
しかも自分の好みのタイプの女性だけでこの人数です。
前に知り合いのネットナンパ師さんから、「うっちーさんは相手を選り好みしなければ、今の10倍はゲットできてますよw」と言われたことがありますが、自分でもそう思います。
多い時は、ひとつの出会い系アプリで月に15人くらい新規アポを獲得したこともあります。
たった月額3,000円程度で、15の女性と出会えるなんてコスパ良すぎますよね。
ひとりあたりに換算したら200円です笑
こういう気持ちのゆとりが好循環となって、また次の新規アポに繋がります。
一方で、マッチングもできない、マッチングしてもアポに繋がらないという男性は、3,000円分のもとを取ろうと焦って、女性に嫌われるという悪循環に陥ります。
俺のように利用料金のもとを取れていると感じている男性は利用者の中の2割程度だと思います。
残念ながら、残りの8割の男性は出会い系アプリ(サイト)で結果を出せない負け組です。
皮肉なことですが、出会い系アプリ(サイト)は8割の負け組によって成り立っているんだと思います。
まとめ
今回は、出会い系アプリ(サイト)における負け組の心理について考察してみました。
負け組から勝ち組に成り上がるために必要なことは、まず自分にとって不都合な現実を受け入れることなんだと思います。
その上で、自分が出会いたい女性が何を求めているのかを意識して、自分のプロフィールやメッセージに反映させることが重要です。
ありのままの自分を受け入れてくれる女性がいるかも…なんていう根拠のない淡い期待は一刻も早く捨てましょう。